シンポジウムは社保協会長の福井典子さんのコーディネーターですすめられ、日本共産党渋谷区議団のすがの茂さん、はたがや協立診療所の園田医師、介護事業者、介護サービス利用者のみなさんからそれぞれの立場から報告され、参加者からの発言など、活発な意見交換がおこなわれました。
特に、退院後の在宅を支える医療について、日中独居の高齢者は食事が不規則になり、排泄などヘルパーの日常的な手助けが必要なケースが多く、地域での医療と介護の連携が大事になっていること、また、介護の現場からは、赤字で火の車だがヘルパーが一生懸命やっていること。介護報酬をあげて安定した職場にするため協力をよびかけました。
介護サービスを受けている80歳の男性は、後期高齢者医療制度で、これまでの国民健康保険料は夫婦で75,160円だったものが、166.600円になり91,000円もあがった。介護保険料や利用料の負担は生活を脅かしていると訴えました。
