No.144 平成25年度渋谷区当初予算(原案)に対して── 党区議団・69項目の復活要求を提出
2013年 02月 16日
2013年2月14日号
党区議団は、2月1日、桑原区長に対して、平成25年度渋谷区当初予算(原案)に対する復活要求(復活予算額2億円)を行いました。
渋谷区の来年度予算原案は、党区議団の行った区民アンケートでも70%以上が、「生活が苦しい」、「苦しくなった」と答えているのに、国保料の大幅値上げなどの区民負担増を容認し、くらしや福祉の施策の充実はほとんどありません。さらに、子どもを効率化・財政削減の犠牲にする区立保育園・幼稚園の廃止、学校統廃合をすすめ、防災対策でも区有施設、民間住宅の耐震化は置き去りです。一方、区民の税金投入につながる渋谷駅前再開発は推進するなど、区民の切実な願いに背を向ける逆立予算となっています。
党区議団の復活要求は、防災対策や区民福祉の増進、教育・子育て支援の充実、区民参加のまちづくり、中小業者支援の強化などの区民の切実な願いの実現や不要不急の事業の削減など69項目に及びました。[*下記参照]
当日、対応した水野副区長からは、災害時の「福祉避難所」については、区施設の活用を考えていること、本町学園の施設開放については4月から実施予定である、児童福祉センターの仮設は、旧本町小体育館を検討しているなど、一定前向きな回答がありました。
また、復活要求を踏まえた来年度「当初予算最終見積」が、2月12日、発表されましたが、「富ヶ谷保育園一時保育」や「特別支援教育相談員」、「本町学園中特別支援学級補助員」の配置など一部の前進はありましたが、区民の切実な願いに背を向けた冷たい予算の本質は変わっていません。
党区議団は、予算修正案の提案など区民の願いが実現できるよう全力をあげます。
●教育環境整備は、子どもを真ん中に
渋谷本町学園が開校して、もうすぐ1年。この間、子どもの豊かな成長を育むために懸命に努力されてきた教員、保護者や地域のみなさまには、本当に頭が下がる思いでいっぱいです。
一方、子どもや保護者の声を踏みにじって強行した学校統廃合と施設一体型小中一貫校建設の中で、一体だれのためだったのかが問われる事態が明らかになっています。スクールゾーンは未だに未設置、放課後クラブはいっぱいで子どもが行きたがらない、吹き抜け校舎は、物音が校舎中に響く、中3の受験のため低学年はがまんを強いられる、校庭に4面あるテニスコートは、構造上の問題で、ネットのポール用の穴が確保できない…。子ども置き去りの結果ではないでしょうか。
いま改めて、子どもを真ん中にして、より良い教育環境の整備を考える時です。
党区議団は、2月1日、桑原区長に対して、平成25年度渋谷区当初予算(原案)に対する復活要求(復活予算額2億円)を行いました。
渋谷区の来年度予算原案は、党区議団の行った区民アンケートでも70%以上が、「生活が苦しい」、「苦しくなった」と答えているのに、国保料の大幅値上げなどの区民負担増を容認し、くらしや福祉の施策の充実はほとんどありません。さらに、子どもを効率化・財政削減の犠牲にする区立保育園・幼稚園の廃止、学校統廃合をすすめ、防災対策でも区有施設、民間住宅の耐震化は置き去りです。一方、区民の税金投入につながる渋谷駅前再開発は推進するなど、区民の切実な願いに背を向ける逆立予算となっています。
党区議団の復活要求は、防災対策や区民福祉の増進、教育・子育て支援の充実、区民参加のまちづくり、中小業者支援の強化などの区民の切実な願いの実現や不要不急の事業の削減など69項目に及びました。[*下記参照]
当日、対応した水野副区長からは、災害時の「福祉避難所」については、区施設の活用を考えていること、本町学園の施設開放については4月から実施予定である、児童福祉センターの仮設は、旧本町小体育館を検討しているなど、一定前向きな回答がありました。
また、復活要求を踏まえた来年度「当初予算最終見積」が、2月12日、発表されましたが、「富ヶ谷保育園一時保育」や「特別支援教育相談員」、「本町学園中特別支援学級補助員」の配置など一部の前進はありましたが、区民の切実な願いに背を向けた冷たい予算の本質は変わっていません。
党区議団は、予算修正案の提案など区民の願いが実現できるよう全力をあげます。
●教育環境整備は、子どもを真ん中に
渋谷本町学園が開校して、もうすぐ1年。この間、子どもの豊かな成長を育むために懸命に努力されてきた教員、保護者や地域のみなさまには、本当に頭が下がる思いでいっぱいです。
一方、子どもや保護者の声を踏みにじって強行した学校統廃合と施設一体型小中一貫校建設の中で、一体だれのためだったのかが問われる事態が明らかになっています。スクールゾーンは未だに未設置、放課後クラブはいっぱいで子どもが行きたがらない、吹き抜け校舎は、物音が校舎中に響く、中3の受験のため低学年はがまんを強いられる、校庭に4面あるテニスコートは、構造上の問題で、ネットのポール用の穴が確保できない…。子ども置き去りの結果ではないでしょうか。
いま改めて、子どもを真ん中にして、より良い教育環境の整備を考える時です。
by tanakamasayan
| 2013-02-16 00:00
| 田中まさや区政リポート