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日本共産党・渋谷区議会議員・田中まさやさんの活動を紹介、応援するブログです。 


by tanakamasayan
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No.108 福祉のまちづくりへ―第1回定例区議会の争点② 福祉は切り捨ての総攻撃、一方で…

2012年4月27日号

「いのちを守る福祉と防災のまちづくり」。区民の切実な願いです。しかし、区長の提案した平成24年度予算は、この願いを裏切るものでした。
とりわけ、福祉については、高齢者や生活保護者の命の綱を削る切り捨ての総攻撃が加えられました。
一方では、住民合意のない原宿警察署跡地利用計画には19億円も使いながら、区民のいのちを守る予算を削ることは許されません。

高齢者、障害者、生活保護世帯の命と暮らし守れ
区民のくらしは深刻なのに新年度予算では、介護保険料、後期高齢者医療保険料の大幅値上げによる区民負担増は8億8,320万5千円にも。さらに国民保険料の負担も重くのしかかります。

生活保護の特別対策給付金の廃止は、「電気代も払えず、コタツに電気も入れなれない」など、最低限度の生活を強いられている生活保護世帯を苦しめるものです。
高齢者・障害者の生活に欠かせない配食はサービスについては、総額3,903万円もの負担増の押し付けに。今回の負担増によって、食事の回数を減らしたり、栄養のバランスのとれた食事をとれなくなった方も出ています。高齢者世帯の孤立死が社会的問題になる中で、配食の際に行われていた安否確認もおこなわれない場合もでてきています。
介護ヘルパーの時間短縮では、「今まで、一回の訪問で洗濯も買い物もやってもらえていたのに、どちらか一方しかしてもらえなくなった」などの怒りの声が上がっています。
党区議団は、予算修正案と条例提案で、削られた福祉の復活と一層の充実のための提案を行いました。(下表)

No.108 福祉のまちづくりへ―第1回定例区議会の争点② 福祉は切り捨ての総攻撃、一方で…_b0144566_1312233.jpg


日本社会の立て直しで力合わせ
「給料も払えず、年金で消費税を払っている。増税されたら廃業だ」、「年金は減る一方。増税されたら生きてゆけない」。消費税増税反対の声は、6割近くに…。それなのに、野田首相は、消費税の増税に「政治生命をかける」と言っています。
日本共産党は、「消費税に頼らずに、社会保障を充実し、財政危機を打開する提言」を発表し、各界への申し入れや懇談を進め、どこでも大きな反響を呼んでいます。
消費税増税は、国民のくらしや雇用の7割を支える中小業者を破壊し、日本の経済に大打撃となります。一方、日本共産党の提言は、ムダの削減と富裕層への増税を財源に社会保障を充実。賃金の引き上げと正社員が当たり前の雇用のルールをつくって、経済を立て直し、税収を確保する提案です。だれもが一致できる日本社会の立て直しの方向ではないでしょうか。
今こそ、希望ある日本を作るために、党派の違いを超えて力を合わせる時です。
by tanakamasayan | 2012-04-27 00:00 | 田中まさや区政リポート