いよいよ都議会議員選挙が告示となります。
2009年 07月 02日
出馬表明して一年五ヶ月、多くのみなさんに支えられ、励ましに元気を頂いて頑張ってきました。
一人ひとりの住民のみなさんと接するなかで何よりも感じることは、本当に、くらしを何とかしてほしい、政治を変えてほしい、という切実な願い、共産党への期待が伝わってくることでした。
派遣ぎりにあってと絶句する青年、医療費も払えなくてと涙する高齢の方、子どもが保育園に入れなくて職場を失ってしまうと途方にくれるお母さん・・・数えられないくらいの、心が痛むものでした。できることは最大限、区議のみなさんや都議さんの力も借りて解決のために力を尽くしてきました。しかし、相談や訴えのほとんどが政治の責任だと私は思います。政治の責任で解決すべきであり、解決できると確信しています。
私は、高齢者の方々が安心してお医者さんにかかれるように、医療費を無料にしたい、どの子も保育所に入れるように認可保育所を増やしたい、生活密着型の公共事業を増やして中小企業、中小業者に仕事がまわるようにしたい、そこで若い人たちが安定した雇用につけるようにした、都政の場で、都議会でその仕事がしたい、と心底思っています。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
都政は「自民か民主か」ではありません。
自民・公明とともに民主党も都政の与党です。
「住民の福祉とくらしを守る」という自治体本来の役割を投げ捨てた石原都政。都議会では、知事提出の議案1149件にたいし、自民党、公明党は100%、民主党も99.3%と、ことごとく賛成してきました。
民主党は、破綻した新銀行東京を「史上最悪の失策」とマニフェストの第一にかかげ大宣伝しています。しかし、都民の税金1000億円を使って設立するとき、「夢とロマンのもてる新銀行」とほめたたえ、自民党・公明党とともに賛成した事実は消えません。
反省なしに「野党ポーズ」をとるのは、都民をあざむく不誠実な態度ではないでしょうか。
渋谷の二つの議席を、石原与党の自民・民主に独占させるわけにはいきません。福祉や暮らしを削る「逆立ち都政」を、いまこそ変えようではありませんか。みなさんの願いが通る都政、くらしと雇用、医療と福祉、子育て、中小業者支援ができる都政にするために全力を尽くします。