日本共産党・渋谷区議会議員・田中まさやさんの活動を紹介、応援するブログです。 


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No.109 昨年9月比58人増―直ちに増設計画を 特養ホーム待機者・691人

2012年5月10日号

 区内の特別養護老人ホームの待機者は、今年3月1日現在で691人。昨年9月時点より58人増えており、「何年待っても入れない」深刻な事態が続いていることが、4月27日の福祉保健委員会に報告されました。(下表) 区内の特養老人ホーム5カ所だけでも667人の待機者があります。
 「認知症を発症している独居の高齢者が特養に申し込んでいるが、いつになったら入れるのか…」、「80代の一人暮らしの実の母を、仕事が終わって介護に駆けつけている。いつまで(入所を)待てばよいのか。身も心もボロボロです」など、一刻も早く特養老人ホームに入れてほしいとの願いは、本当に切実です。
 今こそ、特別養護老人ホームの増設計画を明らかにして、待機児をゼロにして区の責任を果たすべきです。

特養待機者ゼロをめざす増設計画を 
同じ日の福祉保健委員会に、渋谷区の第5期介護保険事業計画と第5期高齢者保健福祉計画の説明がありました。
 しかしこの計画では、今年4月に開設した日赤の特養(110床)と平成25年4月に、旧代々木高校跡地施設(80床)の開設が決まっているだけで、これまで26年度中に開設するとしていた本町東小学校跡地施設(80床)は、関東学園高校に貸していることを理由に26年度も「検討」とされ、いつ開設するのかまったくわかりません。明らかな施策の後退であり、区民の願いに逆行しています。
 さらに問題なのは、この計画書には、「入所の必要性が高いと判断される人」との表を示し、介護度3以上の273人のみが入所を必要としているかのように表現していることです。
この3月時点の待機者でさえ、要介護度ⅤとⅣと合わせて294人にも及び、渋谷区の増床計画を上回っています。
 これでは、「待っている間に待機者が死亡する」というケースは後を絶ちませんし、比較的軽度でも老老介護の方や独居の高齢者は、いつまで待っても入所の希望がありません。
 区は、直ちに、特別養護老人ホームの待機者ゼロを正面に据えた増床計画をたて、待機者の解消に真剣にとりくむべきです。

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孤立死・貧困詩を無くそう
 今年2月に、札幌市で40代の姉妹が病死・衰弱死し、2か月後に発見されたのを始め、さいたま市、立川市などで、相次いで孤立死・貧困死が発生し、社会問題になりました。
 東日本大震災で、改めて「きずな」「いのち」の大切さが再確認され、いのちを守ることが政治の最も大切な課題であることが明らかになる中で、なぜ、孤立死・貧困死が起こるのか? 
 札幌市のケースでは、姉の失業と病気で収入が断たれ、三度生活保護課に相談に行っているが、生活保護の申請はされませんでした。立川市の場合も、障害者を支えている家庭で、介護認定を受けていてもサービスは受けていませんでした。いずれも家庭に困難を抱えていることが行政にもつかまれていたケースです。
 困難に陥った時にいち早く察知・対応するために、ライフライン事業者との協定を結んだり、行政内部の情報の共有と連携を強化すべきです。また、生活保護や介護保険制度なども受けやすくする必要があります。
 しかも、住民税や国保料、介護保険料や後期高齢者医療保険料などの相次ぐ値上げや医療費の負担増、失業や年金の給付削減は、いっそう貧困を拡大しています。低所得者の負担軽減は待ったなしです。
 ましてや、消費税の増税やこれ以上の年金給付の削減は、国民の生存権を奪うもので絶対に許してはなりません。
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by tanakamasayan | 2012-05-10 00:00 | 田中まさや区政リポート